POLEOとSDGs

POLEOとSDGs

 

 

POLEOは、2015925日第70回国連総会で採択された

「我々の世界を変革する:持続可能な開発のための2030アジェンダ」

精神と目的と合致し、忠実にSDGsを支援します。

 

 

「我々の世界を変革する:持続可能な開発のための2030アジェンダ」

 

 

前文

このアジェンダは、人間、地球及び繁栄のための行動計画である。

これはまた、より大きな自由における普遍的な平和の強化を追求ものでもある。

我々は、極端な貧困を含む、 あらゆる形態と側面の貧困を撲滅することが

最大の地球規模の課題であり、持続可能な開 発のための不可欠な必要条件であると認識する。 

 

すべての国及びすべてのステークホルダーは、協同的なパートナーシップの下、この計 画を実行する。

我々は、人類を貧困の恐怖及び欠乏の専制から解き放ち、地球を癒やし安 全にすることを決意している。

我々は、世界を持続的かつ強靱(レジリエント)な道筋に移行させるために

緊急に必要な、大胆かつ変革的な手段をとることに決意している。

我々はこの共同の旅路に乗り出すにあたり、誰一人取り残さないことを誓う。

 

 

 

人間 

我々は、あらゆる形態及び側面において貧困と飢餓に終止符を打ち、

すべての人間が尊厳と平等の下に、そして健康な環境の下に、

その持てる潜在能力を発揮することができることを確保することを決意する。 

 

 

地球 

我々は、地球が現在及び将来の世代の需要を支えることができるように、

持続可能な消費及び生産、天然資源の持続可能な管理並びに

気候変動に関する緊急の行動をとることを含めて、地球を破壊から守ることを決意する。 

 

 

繁栄 

我々は、すべての人間が豊かで満たされた生活を享受することができること、

また、経済的、社会的及び技術的な進歩が自然との調和のうちに生じることを確保することを決意する。 

 

 

平和 

我々は、恐怖及び暴力から自由であり、平和的、公正かつ包摂的な社会を育んでいくことを決意する。

平和なくしては持続可能な開発はあり得ず、持続可能な開発なくして平和もあり得ない。

 

 

 

POLEOは、以下の6つの持続可能な開発目標を支援します。

 

持続可能な開発目標

 

目標3.

あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する

 

 

目標4.

すべての人々への包摂的かつ公正な質の高い教育を提供し、生涯学習の機会を促進する

 

 

目標5.

ジェンダー平等を達成し、すべての女性および女児の能力強化を行う

 

 

目標8.

包摂的かつ持続可能な経済成長及びすべての人々の完全かつ生産的な雇用と

働きがいのある人間らしい雇用(ディーセント・ワーク)を促進する

 

 

目標10.

各国内及び各国間の不平等を是正する

 

 

目標17.

持続可能な開発のための実施手段を強化し、グローバル・パートナーシップを活性化する

 

 

 

 

POLEOでは、現在SDGsの教育を準備しています。

POLEOでは、SDGsの原本訳文を読むことをおすすめしていきます。

 

https://www.mofa.go.jp/mofaj/files/000101402.pdf

 

SDGsに関する沢山の本や解説がありますが、原本が一番大切であると考えています。

SDGs 17の目標だけでなく、前文、宣言なども含め、全文の総合理解をすることで

SDGsの精神と目的を理解することができます。

 

また、全文を読み、熟考しなければ、SDGsの精神と目的はわかりません。

 

SDGs21世紀の憲章であると書かれています。

 

私たち一人ひとりが世界の一員としてどうあるべきか、共に考えてまいりましょう。

 

ただ、国のため、人のために働くのではなく、自分のために働きましょう。

一人ひとりが心から豊かに生き、人間らしく働くことがSDGsの支援となります。

 

全ての企業、人間にはこれまでの歴史があります。

企業が存続しているということは、誰かの生活を支える働きがあるということです。

現在の企業の働きに自信を持ち、世界に発信することがSDGsの支援となります。

 

 

 

 

 

 

国連は、SDGsという目標を打ち出しました。

そしてそれは、世界中の皆がこの目標の元に歩もうというものです。

全ての人の参加を得て実現しようというものです。

 

 

現在、人間同士が戦い自然破壊が起こり、地球が危機的状況となっています。

今、人間は、どうして、このような目標を立てなければならない状況にあるのでしょうか。

 

 

それは、私たち人間が、自然という大きな家に住んでいることを忘れ、

人間だけで歩んできたからであると私は考えます。

 

 

自然という大きな枠内の中では、全ての人間が平等であり、

全ての人間が尊重されるべきであるのに、人間同士で戦いが起こり、一部の人間の支配が行われてきました。

 

 

地球は、一部の人間のものでも誰か一人のものでもありません。

全ての人間に、考える力があり、感じる心、それぞれのポリシーがあります。

それらが尊重される社会に変わらなければいけないと私は考えます。

 

 

誰かの考えや少数派の考えを伝え、

伝えられた人はそれに従うといった傾向は払拭していかなければいけません。

 

人を思考停止にさせ、一部の人間の思考を一方的に伝えるというものではありません。

 

 

 

そして、SDGsの精神と目的は、決して難しいものではありません。

 

それは、自然を愛し、人を愛し、動物や生き物を大切にする心です。

それは全ての人が本来持っているものです。

 

私たちは、日々の生活の中で、全ての人間が自然と接しています。

 

朝陽で目覚め、頭上には空があり、雲があります。

また、夜は月と星が照らします。

雨がふり、植物が実り、土を踏んで歩きます。

 

自然と接していない人間がいるでしょうか。

全ての人間が自然に生かされ、大切にする心を持っています。

 

 

SDGsの目標を、小手先の知識で難しいものとし、一部の人が掌握するのではなく、

全ての人の中に本来あるものを引き出していくという視点を持つべきです。

 

 

自分が何か専門的な知識を持っているから、

それを知らない人に教えるというものではありません。

 

また、自分が現代の社会の組織において権威があるから、

それを振り回し従わせるという性質のものでもありません。

 

また、自分の知識を持って多くの人に広めるために、

資格や名誉や立場を取得し、権威を持つということでもありません。

 

 

 

人は皆平等であり、全ての人が、助け合い、教え合い、伝え合うことが

最も大切なことであるというのがSDGsの精神であり目的ではないでしょうか。

 

全ての人が、それぞれの人生を生き、それぞれの学びがあるのです。

 

どのような立場にいるとしても、

人と人は、相手を尊重すべきであり、何かを伝える時は、何かをもらうのです。

 

そしてこれはお互いの心の了承があるべきであり、

片方側が自己満足の自分の世界だけで達成するものではありません。

 

 

人の専門知識には限界があります。

それは平面的な要素にしかならないからです。

 

そして人の平面的な要素である専門知識は、時には人を傷つける武器となります。

 

 

専門知識というのは、情報の一つでしかなく、

それらを把握し取り入れるのは、各々の自由であり、それを絶対に強制してはいけません。

 

現在は沢山の情報が溢れており、それらに従わせる空気を漂わせるのではなく、

情報の一つとして取り入れるだけのものとし、

一人ひとりが自分の意志を持って、いろいろな情報を複合的に整理できるようにし、

取り入れる側の人間の意志に重点を当てるべきです。

 

 

 

人間は、精神も身体も繋がっており、それは未だに沢山の可能性を秘めています。

 

その中で、ある専門家が一つの健康法を見出したからといって、

それを情報の一つとして提供するのは良いのですが、そこに権威を持たせることは間違っています。

 

 

どんな時でもどんなシュチュエーションにおいても、

組織化というのはシステムであり、そこに権威や抑圧が働かないようにするべきであり、

それはSDGsを支援していく上で最も重要な課題です。

 

 

 

SDGsの支援の上で、視点を当てるべきであるのは、

現在権威を持ち人の上に立ち、指導したり教えている経営者陣や専門家ではなく、

社会的弱者の方達です。

 

ここは絶対に間違えてはいけないところです。

 

SDGsを利用し、ますます権威を持とうとするならば、目標達成とは程遠いところに向かいます。

 

 

SDGsが宣言する「パートナーシップ」にはこう書かれています。

 

「我々は、強化された地球規模の連帯した精神に基づき、

最も貧しく最も貧弱な人々の必要に特別な焦点をあて、

全ての国、全てのステークホルダー及び全ての人の参加を得て、

再活性化された『持続可能な開発のためのグローバル・パートナーシップ』を通じて

このアジェンダを達成するに必要とされる手段を動員することを決意する。」

 

 

 

私が今回伝えていることは、

 

2015年9月25日第70回国連総会で採択された

 

「我々の世界を変革する:持続可能な開発のための2030アジェンダ」の

冒頭部分に書かれていることであり、

人が熟読して洞察力を働かせれば理解できるSDGsの本質です。

 

 

 

 

SDGsの本質/真の地球の創造

 

私たち人間は長い歴史を経て色んな体験をしてきました。

多くの苦しみと血と涙がそこにはありました。

その中から、真理を模索し追及してきました。

そこで今、人間が発見した真理がSDGsの目標です。

 

地球の自然や生き物を大切にすること、

全ての人間が尊重されなければならないこと、

あらゆる圧政からは解放されなければならないことです。

 

 

恐らく、SDGsの目標を批判する人はいないでしょう。

理想論だと耳を傾けない人はいるかもしれませんが、

内容を批判できる人はいないと思います。

 

それは、SDGsの精神と目的は、人間皆が持つ本能の共有認識に組み込まれているからです。

人間の心と感性は、繋がっており、皆が本来抱いている理想像だからです。

 

 

 

私たちはSDGsの精神と目的の上に一つとなり、繋がっていきます。

私たちの心の純度が高くなれば、感性が開花されていき、感性を基とした思考力が統合されていきます。

 

人間個々の思考力はプログラミングのようであり、

全ての人間のプログラミングが発揮されていくことで、地球が呼吸をするようになります。

 

 

これは、地球を、世界の全人口に分解されたパズルに例えることができます。

現在は分断されたパズルですが、一つひとつのパズルの破片が動き出して繋がり出すことにより、

真の地球を創造していく作業です。

 



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